#子どもと暮らす

  • 【マ25003】土に触れ、風を感じる。庭から始まる自分時間。

    【マ25003】土に触れ、風を感じる。庭から始まる自分時間。

     朝、窓を開ければ差し込む光と、庭に揺れる草花の気配。ちょっと土いじりをして、昼は庭で日向ぼっこ。そんな何気ない時間が、ここでは当たり前のように流れています。

     この家には手入れの行き届いた庭があります。季節ごとに違った表情を見せ、花を植えるなど、自分好みに育てていく楽しさも魅力の一つ。

     庭付きの暮らしは、自然との距離を近づけてくれるだけでなく、家の中の時間にもゆとりを与えてくれます。

    「せかせかした日常から、少し離れて暮らしてみたい」

     そんな思いを抱えるあなたにこそ、訪れてほしい場所です。

     新しい暮らしのきっかけが、この庭から始まるかもしれません。

  • 【マ25002】真室川公園まで徒歩30秒。家族の毎日がもっと元気に。

    【マ25002】真室川公園まで徒歩30秒。家族の毎日がもっと元気に。

     玄関を出れば、すぐそこに町一番の公園。四季折々の風景に包まれて、子どもたちの笑い声や鳥のさえずりが響く場所に、この家はあります。

     毎日の散歩や遊びが日常の一部になり、自然とふれあう時間が増える暮らし。小さなお子さまも大喜び。週末はお弁当を持ってピクニック、夕方にはベンチで一息。そんな穏やかな日々がここにはあります。

     都会では得られない「ゆとり」や「癒し」をこの家から。自分だけの理想の暮らしがきっと見えてくるはずです。あなたの「これから」を始める場所に、この家はいかがですか?

  • 【フ25002】国宝 縄文の女神のふるさとで、

    【フ25002】国宝 縄文の女神のふるさとで、

    美しさの追求は、時代の古今に関わらず存在する。最近では、男性もエステに通い、お化粧する時代になった。賛否はあるにせよ、流行りの自己肯定感の醸成には大切な要素となっている。そんな美の最高峰が出土したのが、平成4年の夏。国宝に指定されている土偶(どぐう)は、全国で4件。その一つ「縄文の女神」が出土した山形県舟形町西ノ前遺跡。縄文時代の土偶造形の一つの到達点を示す優品として代表的な土偶であり、学術的価値が極めて高いとされている。

     まさに、出土したのがこのお宅の近くである。約4500年前の女神のふるさとだ。鮎で有名な小国川から直線距離で200m。役場やコンビニ、飲食店も1㎞圏内の立地。中学校は、徒歩数分。幹線道路から少し坂を上ると、こじんまりとしたお宅が出迎えてくれた。傾斜地に立つため、道路面の基礎部分にシャッターを配置した空間がある。裏には、畑があり、近所の方が借りて野菜を栽培していた。最上地方には珍しく、小さなお宅。お手頃物件である。

     さて、舟形町は、住宅政策に余念がない。若者移住の補助金もあり、最近ではお隣の新庄市に新設された東北農林専門職大学の寮も公的に運営するなど地域をあげて支援してくれている。河川敷を利用したイベントも多い。さらに、車で数分の距離の若鮎温泉は、日帰り温泉として絶大な人気を博している。県民ゴルフ場もある。

     高い精神文化が4500年以上も紡がれてきたこの地で、暮らしてみる。鮎を食し、温泉に入り、穏やかな日々を過ごすと、女神のような美しさを手に入れられるかもしれない。あくまでも筆者個人のイメージであり、美しさを保証するものではありません。

  • 【ト25001】創造自由空間付き物件

    【ト25001】創造自由空間付き物件

    そのお宅は、戸沢村名高(なだか)地区にある。敷地に入ると、入口脇にある樹齢60年の桜が出迎えてくれた。桜が咲くころは、工事用のライトを設置して夜桜をめでていたという。訪れたのは、梅雨時で庭のアジサイの紫が、曇天の空を照らしていた。季節を感じるには、うってつけの物件である。

    現状引渡しを希望されている物件で、ボイラーも修繕済み。和式トイレと浴室は、リフォームが必要かも知れないが、先代が建具職人をされていたこともあり、組子(くみこ)障子や襖(ふすま)は、風格を漂わせ、腕の確かな仕事を後世に残している。トータルで、すぐにでも暮らせる必要要件を満たしている。お得なのは、除雪機やケルヒャー高圧洗浄機、井戸、消雪ホースなどが付帯する。現在は、耕作されていないが家裏には畑もあり、家庭菜園には十分な広さを有している。

    イチオシポイントは、建具職人をされていた先代が作業場としていた小屋である。巨大なオープンガレージと小上がりとは言えない広さの小上がり。この広大なフリースペースは、まさに創造自由空間だ。バーベキューや屋内キャンプというイメージでは、発想の貧困と指摘されそうだ。

    愛車をめでるウイスキーバーを作るも良し。近年大漁の酒田沖本マグロを解体して皆に振る舞う釣り人酒場も良し。ゴルフネットを設置して練習場にしても良し。ターザンロープやクライミングウォールを設置するも良し。ブランコや木材アスレチックを作るも良し。私なら、組子など木工作業場に復元してみたいと思ってしまう。自己満足度が高いことは、確かだ。腕は、ないのだが、、、。

  • 【ト25002】母なる川のほとりで、

    【ト25002】母なる川のほとりで、

    そのお宅は、山形県の母なる川、最上川のほとりにある。国道47号線に面し、緩やかな斜面をのぼると宅内に入る。以前は庭だったという左の斜面は、小さな池にヒツジ草が浮き、畑の跡地にはフキやウドが生えていた。耕起すれば立派な畑に再生するだろう。イチオシポイントは、裏山の竹林。風除けの意味があるという説明だったが、何より春にはタケノコが採れる。新鮮なので刺身がいいかな。いや、孟宗汁が美味いだろう。山形では、孟宗竹に酒粕を入れた味噌仕立ての汁物、孟宗汁を春の風物詩としていただくことが多い。これをすすりながら一献、などと思いを巡らして幸せ気分に浸ってみた。

    お宅に入ると10年ほど前にリフォームした一階は、ウッディな空間に生まれ変わり、晩酌の時間も楽しくなりそうな雰囲気。水回りもきれいにされている。二階には、二部屋。子育て世代にも十分な家である。月に数回訪れているという家主は、管理に余念がない。畑の草刈りも定期的に行っている。そのせいか、ダイニングにはお酒の瓶が数本並んでいた。管理作業を終えての一献は格別なのだろう。

    さて、畑や竹林は、土壌が大切である。土に愛を込めて手を加えると土壌になる。お米に手を加えると、醸されておいしいお酒になる。人が手をかけることですばらしいものになる。空き家も手をかけているからこそ維持されている。もう一つ加えると、子育てで女の子に愛情かけると、そう、お嬢様になるんだよなぁ。

    では、母なる川のほとりで、お嬢様を育むのは、いずこのお方かな。美味しいお酒をいただきながら待つとしよう。

  • 【サ25002】市川○○○になってみましょうか

    【サ25002】市川○○○になってみましょうか

    山形県最上地域で移住者が一番多く住んでいるエリアが、鮭川村京塚地区。県の内外を問わない移住人気。私の出身の鮭川村だからと、見栄を張っているわけではない。閑静で暮らしやすいという声と地域の元気がある点が評価されているのだ。

    まずは、暮しやすさのポイント。幹線道路から少し入ったところにあり、隣家は数十メートル離れているので騒音もない。買い物や病院などは、新庄市・真室川町へ10分程度。日々の暮らしは、ローカルコンビニや郵便局、ラーメン店(夜はお酒も提供)、サッカーグラウンド、体育館など、すべて徒歩圏内。もちろん、移住者に慣れている地域の世話焼きは不安を払拭してくれるし、防犯や子どもの見守りも地域全体で睨みを利かせている。

    地域に元気がある理由は、歴史に起因する。なんと言っても鮭川歌舞伎が素晴らしい。300年近い歴史の田舎歌舞伎で、イケメン後継者がたくさん在籍している。関東方面からの根強いファンも多く、定期公演は、観客が会場をあふれるほどだ。地元の小学生も役者として出演する。役者になると、市川の名が頂けるのは大きな魅力だ。

    今回ご紹介のお宅は、隣家が離れているので、音を出しても大丈夫。音楽好きや仲間とワイワイ好きな方、バーベキュー好きな方、自由度の高いお宅だ。あれ、移住して、歌舞伎役者になって、大声で練習して、大見得切るのも楽しい。睨みも利いて、家内安全・身体堅固・大願成就も間違いない、かも。

  • 【シ24001】離れがある暮らし

    【シ24001】離れがある暮らし

    この家の前で車を降りると、道向かいの林から朝日がこちらを差していた。4~5世紀の中国、魏晋南北朝時代の隠逸詩人、陶淵明(とうえんめい)の世界観を思い出さずにはいられない。朝廷からの招聘もこばみ、隠棲生活を送りながら田園で詩をつくり、第二の人生を謳歌している。「尋陽(じんよう)の三隠」と称された一人で、いわゆる晴耕雨読の生活を主題とする一連の作品は、同時代および後世の人々から理想の隠逸生活の体現として高い評価を得た。

    まさに、この家は、第二の人生を謳歌するために用意されたと言える。新庄盆地を形作る山々に囲まれ、眼前は開けた田園。二階建ての離れは、詩や散文、そんな創作意欲を黙らせてはくれない存在だ。

    本宅に足を踏み入れると、落ち着いた和の雰囲気が出迎えてくれる。玄関廊下が広い。リフォームの構想が頭にちらつきつつ、宅内を巡った。なんと、和室が1・2階合わせて7部屋もある。大リビングにしてもよいだろう。雪国の薪ストーブ生活も楽しめそうだ。

    気になる雪対策は、いまでは法的に難しい高床住宅なので安心材料。安心といえば、隣家のおじさんも気さくで親しみやすい方であった。少し世話焼きぐらいの地域の方がいらっしゃるほうが田舎暮らしには合っている。さて、「新庄の三隠」になるのは、いずこの方か。楽しみだ。

  • 【シ24002】雪国での子育てを支える家

    【シ24002】雪国での子育てを支える家

    「ずいぶんと便利なところにあるんですね」と管理者に言ってしまった。新庄市の中心部からは少しだけ離れているが、2大スーパーが100メートル圏内。どちらも〇〇タウンと呼ばれるエリア。ホームセンター、携帯ショップ、美容室、ファミレス、ドラッグ、洋服、靴屋などなど。大好きな、印の無いお店もある!
    便利エリアだからと言って、周囲が騒がしいということもない。小路を入ったところに佇み、プライバシーも確保されている。

    小さな子どもがいても楽しい、老後の買い物難民にもならない。そんなことを思いながら宅内へお邪魔した。決して大きな宅ではないが、コンパクトに機能的な印象。少し床の痛みが気になるが、市のリフォーム補助など上手に活用したいところだ。

    神室連峰が連なる東の山々から続く地域には、日帰り温泉がある。車で数分の距離だ。ホームセンターがすぐそこという環境で、DIYしながら、その日の疲れを温泉で癒される。ちょっと大変で、ちょっと楽しい暮らしも実現できそうなお宅である。

    しかも、300万円。