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  • 【サ24001】小杉の大杉の懐に抱かれて

    【サ24001】小杉の大杉の懐に抱かれて

    スタジオジブリの名作「となりのトトロ」、愛くるしいキャラクターと主人公たちの心温まるストーリーが老若男女を問わず人気の作品だ。このトトロに似た木があるということで注目を浴びたのが、鮭川村小杉地区にある杉の巨木だ。小杉の大杉、夫婦杉などと呼ばれているが、それ以降「トトロの木」として有名になり観光スポットにもなっている。あまりにも有名になり、困惑したのが村の広報担当者。勝手に「トトロ」の名称を使用しても良いものかと。悩んだ末に、ジブリに電話して確認したという。莫大な商標登録使用料を請求される可能性もある。ジブリの回答は、「皆さんが親しみを込めて呼んでいただけるのはうれしいことですね。」と。むしろ激励されたという。懐の深さに敬服したと広報担当者は語っていた。

    「トトロの木」は、元々2本あったので夫婦杉と呼ばれていた地域のご神木。1本を殿様が“いいね”をして献上させたとの伝説で、現在は1本になった。根本には社もあり、いつもお賽銭箱が盗まれている。地域の方たちも、あまりこだわらず対策もゆるい。最近では、地元のお母さん達がキッチンカーを出して観光客と触れ合って楽しんでいる。ある日、困り果てた青年がいたとのこと。バスも1日2本しかこないのに夕刻にトトロの木に佇んでいたのだ。地区のお父さんが話を聞いて、自宅に泊め、翌日は急ぎで帰らなければならない青年のために隣の県まで車で送っていったとのこと。なんと、懐の深いお父さんだ。

    実は、このお父さん、地区に1軒ある空き家の活用を話し合う懇談会では、移住者が入ったらどうか?との質問に、けげんな表情を浮かべていた。おそらくは、初対面のプレッシャーに弱いだけで馴染むと面倒見の良いお父さんになるのだ。純朴で照れ屋のお父さん、嫌いじゃない。

    小杉の大杉の懐に抱かれて暮らしてみるのも良き人生だ。あのお父さんも、老若男女に人気があるに違いない。

  • 【サ24002】土間のある暮らし

    【サ24002】土間のある暮らし

    脳と腸の密接な関係が解明されて、腸の働きが活性化されると健康に良いという、いわゆる「腸活(ちょうかつ)」が取りざたされている。腸と食物繊維とアレルギーの因果関係までも解明され、注目を浴びている。腸活で効果的なのがキノコだ。全国有数のキノコ産地、鮭川村。新鮮キノコが安いので地元の産直も繁盛している。

    その鮭川村は、空き家バンク問合せに空き家が足りていない。そして、この度掘り出し物件登場、清流鮭川のほとりにある土間のある家。先日までは賃貸物件だったとのこと。芸術家さんが借りていた。活用アイディアは無限にある。家の前に畑と車庫・倉庫もあるので農業も楽しめる。アレルギーのお子さんがいたら、野菜づくりやキノコをたくさん使った食生活の改善も望める。土間は、そんな暮らしをサポートもしてくれる便利空間だ。

    この村には、先輩移住者もおり、2024年に移住されたご家族は、なるべく山奥のほうを探して移住してきた。県や村から数百万円の支援があったとのことで、住宅改修にも役立ったとのこと。そんな方々は、キャンプ場で働いてたり、レストランを開業したり、議員さんになった方もいらっしゃる。

    新たな住民の働きで地域を活性化してみてはいかがか。もちろん、鮭川村に住むのだから、キノコで腸の活性化も。

  • 【マ24002】職住一体の暮らし

    【マ24002】職住一体の暮らし

    ♪わた~しゃ~真室川の梅の花 コーオリャ♪の民謡「真室川音頭」。一度は聴いたことがあるのではないだろうか。女性が梅の花で、そこに訪れるウグイスを男性にみたてた13番まである艶歌(つやうた)だ。1番では、♪つぼみのうちから通ってくる♪なんて、現代ではコンプラ違反だ。そのあとの掛け声は、♪ハァドントコイドントコイ♪ まいった。

    そんな真室川町で面白物件登場!JR奥羽本線「真室川駅」から徒歩3分のお宅。ドラッグストアやスーパー、役所も近くて便利な街中物件。本宅は、部屋数が多い最上地域的住宅だ。雰囲気は、ザ、昭和。そして、特徴は、なんと言っても本宅のお隣にカラオケスナックがある。現在は、賃貸しているが、ご希望ならば、カラオケスナックのオーナーになることも夢でなない。

    もちろん、カフェや飲食店経営も可。夜のカラオケスナックの実績があるので、ご近所の騒音問題などもクリアしている。ご自身で演奏しても、大人の部活と称してバンドを組んでも、ご家族でお子様とバンドを組んでも、なんでもありだ。 ♪ハァドントコイドントコイ♪

  • 【カ24001】歴史を紡ぐ、蔵のある暮らし

    【カ24001】歴史を紡ぐ、蔵のある暮らし

    金山の地に建つこと90年。昭和10年に生まれた歴史的な住宅です。南京下見張の外壁が歴史を感じさせてくれます。中に入ると、すぐ左にはフローリングの小さな個室があります。1人で集中して作業できそうな部屋となっており、まるで昭和の文豪が住んでいたかのような佇まいです。

    また、この物件には、母屋から続く2階建ての蔵もあります。2階の床には杉板が使用されており、木のぬくもりを感じることができます。窓があるため日は差し込むものの、薄暗いため、自分好みの灯りをともして読書をするのも良し、地図を広げて旅の計画を立てるのも良し。暮らしのイメージを膨らませてくれます。

    住宅の前には国道13号線が通っているため、市街地へのアクセスが良い立地です。住宅の近くにある畑は5.8aあり、農業を始めたい方におすすめ。また、敷地内には柿の木やザクロの木もあり、住宅周囲にある畑や木々などとともに季節の移ろいを感じることができます。