鮭川村庭月の幹線道路沿いの空き家。空き家の撮影をしていると、近所の方が声をかけてきた。何やらこの物件をほしいとのこと。早速商談中の掲示を決めて、撮影を継続した。
母屋は二階建てで、こじんまりとした印象。リフォーム前提の物件だろう。ただし、先代の家主が仕事で使っていたという小屋は立派なもので、作業場としても、収納場所としても大いに活用できそうである。おそらく、この小屋を目当てにお声がけいただいたのではないだろうか。さて、商談を進めましょう。
#小商い
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【サ25001】使い道は無限大!小屋のある暮らし
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【サ25003】夢がふくらむ古民家
まだ、暑さの残る秋晴れの午後に訪れた鮭川村の山間部にある古民家空き家。2年ほど前までは、地域のお母さん達が田舎料理を提供するレストランとして活用していた。幹線道路から斜面を登り一番上に佇む古民家は、威風堂々とした姿で鎮座していた。正確な築年数は、不明とのことだが、百年以上の歴史的建造物であることは間違いない。玄関土間に入り、右手に囲炉裏のある座敷がある。その奥には、一段高くなった奥座敷が二間。その昔、この地を治めた立派な方がお住まいになっていたのだろう。15センチメートル程の段差がとても高く感じたのは、先祖が小作農家出身という小生のルーツに起因するのだろうなどと思いながら、その座敷に上がってみた。なにやら気分がいいもので、自信が満ち、笑みが浮かんだ。さて、厨房へと歩みを進め、その広さにも驚く。大勢のお客様をもてなしていたのだろう。住むことを考えると便所が汲み取り、浴室が狭いという難点もあるが、余りある素晴らしさが、リフォーム意欲を掻き立ててくれる。
母屋の裏手には、トタンで囲まれた蔵があった。今は開かずの蔵だというが、トタンの端から見える蔵はその素晴らしさを垣間見せていた。現在の家主に蔵の鍵のことを聞くと、「どこかにあるだろう」というのだが、空き家対策を講じている小生としては、これにより蔵の査定ができないので勿体ない気もしつつ、購入者のサプライズプレゼントになるかも知れないなどと前向きな考えで話題を変えた。
この地を調べると八幡太郎義家(源義家)が前九年の役(1051年〜1062年)で籠もったと伝えられている源氏楯から見下ろす位置にある。長く人々の生活が営まれた地域でることが伺える。なるほど、古民家も威風堂々としているわけだ。この古民家で、田舎料理を作るのも良し、本格フレンチを作るも良し、隠遁生活拠点にするも良し、利活用の夢は膨らむ。威風堂々たる古民家を目にすれば、多少の不安は、満ちた自信で打ち消されるだろう。ぜひ一度、ご覧いただきたい古民家空き家である。 -

【マ25001】地域に愛される、あなたのお店。ここから始まる物語。
静かな田舎の地域のお店。かつて毎日の買い物やおしゃべりでにぎわっていた、あのコンビニ跡地が、次の主を待っています。
給排水・電気・空調などの設備が整っており、すぐに営業スタート可能です。飲食店、惣菜屋、ベーカリー、整体、教室…。地域に密着した小さなお店にぴったりです。
大きなチェーン店ではなく、”あの人のお店”として親しまれる、そんなビジネスを始めたいあなたへ。人の温かさと暮らしが息づく場所で、あなたの夢を育ててみませんか?
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【サ24001】小杉の大杉の懐に抱かれて
スタジオジブリの名作「となりのトトロ」、愛くるしいキャラクターと主人公たちの心温まるストーリーが老若男女を問わず人気の作品だ。このトトロに似た木があるということで注目を浴びたのが、鮭川村小杉地区にある杉の巨木だ。小杉の大杉、夫婦杉などと呼ばれているが、それ以降「トトロの木」として有名になり観光スポットにもなっている。あまりにも有名になり、困惑したのが村の広報担当者。勝手に「トトロ」の名称を使用しても良いものかと。悩んだ末に、ジブリに電話して確認したという。莫大な商標登録使用料を請求される可能性もある。ジブリの回答は、「皆さんが親しみを込めて呼んでいただけるのはうれしいことですね。」と。むしろ激励されたという。懐の深さに敬服したと広報担当者は語っていた。
「トトロの木」は、元々2本あったので夫婦杉と呼ばれていた地域のご神木。1本を殿様が“いいね”をして献上させたとの伝説で、現在は1本になった。根本には社もあり、いつもお賽銭箱が盗まれている。地域の方たちも、あまりこだわらず対策もゆるい。最近では、地元のお母さん達がキッチンカーを出して観光客と触れ合って楽しんでいる。ある日、困り果てた青年がいたとのこと。バスも1日2本しかこないのに夕刻にトトロの木に佇んでいたのだ。地区のお父さんが話を聞いて、自宅に泊め、翌日は急ぎで帰らなければならない青年のために隣の県まで車で送っていったとのこと。なんと、懐の深いお父さんだ。
実は、このお父さん、地区に1軒ある空き家の活用を話し合う懇談会では、移住者が入ったらどうか?との質問に、けげんな表情を浮かべていた。おそらくは、初対面のプレッシャーに弱いだけで馴染むと面倒見の良いお父さんになるのだ。純朴で照れ屋のお父さん、嫌いじゃない。
小杉の大杉の懐に抱かれて暮らしてみるのも良き人生だ。あのお父さんも、老若男女に人気があるに違いない。
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【モ24001】温泉街で新しいこと始めよう
最上町赤倉温泉エリアは、国民体育祭スキー競技会場にもなったスキー場の麓にある。ここで見つけたのが、店舗兼住宅として使われていたお宅。主は、現在別邸に住み、日帰り温泉の支配人をしている。元カメラマンのダンディーだ。地域づくりにも貢献しており、赤倉温泉エリアを元気にしたいという思いが強い。近くには、カフェを始めた移住者で移住コーディネーターもしている素敵な女性が活躍していたり、面白い方々が暮らしている。
伝説によれば、慈覚大師円仁(794年―864年)が山寺立石寺を開山した3年後の奥羽地方巡の折に今の赤倉温泉にあたる地域を訪れた。その際、地元の村人が小国川の水で傷を負った馬を癒している姿を見た円仁が、手にした「錫杖(しゃくじょう)」で川底を突くと石の間から薬湯が湧き出たと言われている。
さて、このお宅、店舗跡の活用が楽しそうだ。ガレージにして愛車を眺めたり、もちろん店舗としても使える。名物料理を考案して、開業してもいい。スキー好きの集いの場にしても楽しそうだ。DIYもやり放題で、町のリフォーム支援なども活用したい。
一人がスキーのストックで雪面を突いても何も出ないかもしれないが、多くの方で突いてみると、面白い元気が湧いてくるかも知れない。





